旧ミラディンブロックの時、
学生で周りにマジックをやる友人も多く熱が入ってた。

自分の中で印象に残っているマジックのデッキといえば、
2番にオデッセイ期のサイカトグ、
そして1番は親和だ。

ースタンダート期 電結親和ー
土地(20)
2 空僻地/Glimmervoid
4 大焼炉/Great Furnace
4 教議会の座席/Seat of the Synod
3 伝承の樹/Tree of Tales
4 囁きの大霊堂/Vault of Whispers
3 ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus
クリーチャー (22)
3 エイトグ/Atog
4 大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault
4 金属ガエル/Frogmite
3 マイアの処罰者/Myr Enforcer
4 電結の荒廃者/Arcbound Ravager
4 電結の働き手/Arcbound Worker
呪文 (18)
4 彩色の宝球/Chromatic Sphere
4 霊気の薬瓶/AEther Vial
3 頭蓋囲い/Cranial Plating
4 物読み/Thoughtcast
3 爆片破/Shrapnel Blast


レシピはWisdomの記事より。
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%9B%BB%E7%B5%90%E8%A6%AA%E5%92%8C

薬瓶神話と呼ばれる型で、
レシピによってエイトグ、羽ばたき飛行機械、溶接の壺の構成が違うが、
大筋は変わらない。

カジュアルプレイヤーだった自分でも、
親和を使えば、そしてブン回れば、
競技プレイヤーだろうと勝てるくらい強かった。
そして何より安い。(電結の荒廃者を除く、薬瓶は当時100円だった)

このデッキの強さを支えるのがアーティファクトランド。
1ターン目にアーティファクトをばら撒き、
マイアの処罰者1ターン目着地すら可能だった。


一方、話変わって現代の話。
10数年ぶりにマジックを再開した自分の目にまず入ったのが、モダンの神話だ。
「電結の荒廃者、お前まだ現役だったのか」と、懐かしさに浸るが、
取り巻きを見ると知らないカードばかり。

オパールのモックスという神カードが手に入ったとはいえ、代償は大きい。
スタンダード後期にパーツが全て禁止になった時に近く、
アーティファクトランドは使用禁止で爆発力に欠く。
見る影もない…ように見えた。

実際、モダンの親和を使ってみると、当時に比べてモッサリしている。
3マナのカードなど、親和には不要。ホントは2マナも重く感じる。
コレジャナイ感が拭えないものの、プレイしているところに、こんなレシピを見かけた。

ーモダン親和ー
クリーチャー (31)
4 《メムナイト/Memnite》
4 《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
3 《ボーマットの急使/Bomat Courier》
4 《信号の邪魔者/Signal Pest》
4 《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
4 《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》
4 《金属ガエル/Frogmite》
4 《マイアの処罰者/Myr Enforcer》
呪文(17)
1 《虚空の杯/Chalice of the Void》
4 《オパールのモックス/Mox Opal》
4 《溶接の壺/Welding Jar》
4 《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
4 《頭蓋囲い/Cranial Plating》
土地 (12)
4 《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
3 《激戦の戦域/Contested War Zone》
4 《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
1 《山/Mountain》


レシピはここから。
https://www.mtggoldfish.com/archetype/modern-affinity-34755#online

重い3マナ圏や除去呪文を排除し、土地もカット。
0マナアーティファクトを詰め込み、カエルにマイアの処罰者を搭載した。
使用してみると、当時の親和に動きが近い。
1ターン目に手札が空になる勢いでアーティファクトがばら撒けるのが非常にいい。
新カードの《ボーマットの急使》も、擬似的な物読みとなってオシャレだ。

ホントは《大霊堂の信奉者》も搭載したいところだが、
そうなると色マナの供給と、アーティファクトカウントがキツくなるのが見える。

今はやりの死の影に対しても、基本1:1交換をしてくる相手なので、
物量で圧殺することができ、相性差を覆せそうではある。

親和を使うときは、対話ではなく、ソリティアがしたい。
そんな自分にピッタリのレシピだった。

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